会長ごあいさつ
愛媛県技術士会 会長 岩佐 隆
愛媛県技術士会は、昭和６３年６月２５日に故久米田政市氏を会長に、会員数４５名で設立され、私で６代目の会長となり、現時点で会員数２００名余りになっています。
この間多くの先輩方のご尽力があり、これまで発展してまいりました。
私の好きな言葉に「不易流行」があります。
私たちを取り巻く社会情勢は、人口減少・少子高齢化、防災・減災国土強靱化、ＳＤＧｓ、デジタルトランスフォーメーションなど、めまぐるしく変化しています。
このような変化の中で、私たち技術士は「人々の幸せな生活の実現」という本質的な使命を忘れず、新しく変化を重ねているものを取り入れていかなければなりません。
このため、継続研鑽を重ね、併せて技術者倫理の醸成に努め、コンピテンシーの維持向上に取り組みながら他の学協会などと連携・協力し、愛媛県の特性を活かした地域づくりに貢献するとともに、プレゼンスを向上させて行く必要があります。
私自身、研鑽を積みながら、会員の皆さまと意思疎通を図り、次世代により良い環境を引き継いでいくため、一緒に歩んで行きたいと考えています。
そして、多様な価値観を尊重しつつ、全ての世代・各専門分野の技術者が共創と実践を繰り返しながら地域課題の解決や新たな価値の創出に向けて取り組み、一人一人が活躍することにより、愛媛県技術士会が持続的に発展していくものと確信します。
最後になりましたが、愛媛県技術士会が、様々な活動を通じて、社会的認知度を高め、地域から信頼され、身近で魅力的な存在となるよう努力してまいりますので、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
令和５年６月吉日
