7月28日(金)に、愛媛県南予地方局八幡浜土木事務所大洲・八幡浜自動車道建設課のご協力を賜り「松柏トンネル現場見学会」を開催いたしました。
開催概要
日 時:平成29年7月28日(金曜日) 13:00~17:30
場 所:愛媛県八幡浜市松柏~大平(松柏トンネル建設工事現場)
スケジュール:
13:00 松山市駅前バス昇降場集合
13:00~14:30 バス移動(松柏トンネル建設工事現場へ移動)
14:30~16:00 建設工事現場見学・松柏トンネル工事概要説明・質疑応答
16:00~17:30 バス移動(松山市駅へ移動)
17:30 松山市駅前バス昇降場解散
参加メンバー(クリックで拡大)
<<トンネル切羽見学>>
既に貫通している千丈トンネル側から侵入し、八幡浜側へ向かって掘進中の松柏トンネル中間地点付近の掘進切羽の最先部付近を見学しました。
切羽の最先部では、ロックボルトの穿孔状況を見学しました。
トンネル掘削ズリ破砕機とベルトコンベアによる搬送
支保工施工後に発生した支保工変状部(膨張性地山起因)と恒久対策および計測機器
その後、現場事務所へと移動しトンネル工事の概要説明がありました。
事務所では、施工中に発生した支保工変状とその原因、緊急対策および恒久対策工について、計測管理の数値も併せて詳しくご説明いただきました。
説明後の質疑応答では自然由来の重金属等について、参加メンバーから活発に質問がありました。
最後に八幡浜土木事務所大洲・八幡浜自動車道建設課 坂井課長より「大洲・八幡浜自動車道の事業説明」があり、現場見学会も無事終了いたしました。
(おわりに)
最近の建設業界においてはi-construction/CIMが話題になっております。
本工事現場においても、面(2D)でスライスされた個々の管理情報を管理要素単位に組み合わせ、3次元で立体的に可視化して施工管理に活用している等、i-construction/CIMへの取り組みについて詳しくご説明いただきました。
愛媛県技術士会においても、最新のトンネル建設技術に関して見識を深めることができ、非常に有意義な見学会となりました。
見学会報告は「出版物および公開資料」のページに載せております。