H30伊方発電所見学会を開催しました。

7月27日(金)に、四国電力株式会社のご協力を得て伊方発電所施設見学会が開催されました。

先日の平成30年7月豪雨災害の対応で忙しい中、多数のご参加をいただきました。

開催概要
日　時：平成30年7月27日(金) 8：25～15：40
場　所：四国電力(株)伊方ビジターズハウス・伊方発電所、二見くるりん風車
主　催：愛媛県技術士会
＜スケジュール＞
8：20 ～ 10：00　集合・バス移動
10：00 ～ 12：30　四国電力(株)伊方ビジターズハウス・伊方発電所見学
12：30 ～ 13：40　バス移動・昼食
13：40 ～ 14：10　二見くるりん風車見学
14：10 ～ 15：40　バス移動・解散

見学内容

【伊方ビジターズハウス】

伊方ビジターズハウスでは、伊方発電所の概要について「ビデオシアター」および「館内模型展示物」により見学を行いました。
発電所の基礎地盤である緑色片岩、原子力発電の仕組み(PWR方式)と燃料棒・制御棒、原子力発電所・火力発電所・水力発電所などの特性によってリアルタイムに発電の需給調整を行っている等、詳しく説明して頂きました。
特に福島第一原子力発電所事故を踏まえた安全対策について、浸水対策から電源確保、安定冷却、訓練の実施等について、具体的な対策例と共に説明を受けました。

【発電所構内】

（写真撮影不可のため概要を掲載します）
テロ対策による厳重な入場チェックの中、原子力発電所構内に入り地震や重大事故に対する安全対策の取組を見学しました。
「緊急時対策所」の見学においては、地震時に建屋を支える免震支承（鉛プラグ入り積層ゴム）やダンパー、また緊急時の拠点となる対策室の様子を間近に見学することが出来ました。
事業者としてさまざまな事態を想定し、安全対策に配慮し具体的に取り組んでいることがよく解りました。